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自分の顔

せっせと自撮りをしている。

だんだん自分の顔に見慣れてきたし、自分の顔がどういう顔をしているのか

客観的に見られるようになってきた。もっともこれは自撮りだからできる表情とも言える。

もし他人に撮影してもらうことになったら照れ笑いでにやけてしまいこんな表情できる

気がしない。

 

モデルとかメディアによく出る人たちの表情が自然なのは、こうしたカメラの前に立つことが日常であり慣れているからである。撮影慣れしていないほとんどのひとにとって、カメラの前にたつということは苦痛、あるいはそれに近い緊張感を伴うものであって、そういうひとたちが進んでお金を払って写真を撮らせてくれるようになるには相当ハードルが高いと感じる。

 

ぼくは自撮りを通してサンプルを作る目的もありながら、撮られる側のためらいや恥ずかしさ、緊張感などを知りたいと思っている。外出を控えなければいけない今だからこそ、せっせと自撮りを続けるのだ。