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近所にある養生料理高のへ年明けにランチへ行くと、ご主人の高野さんからこんなものをもらった。カラスウリのたねだという。かたちが打ち出の小槌に似ていることから縁起物として昔から言い伝えられているそうだ。財布へ入れておくとお金が貯まるというからさっそく入れることにした。2つもらったので一つは妻へ、もうひとつは自分用だ。
言い伝えの由来について知りたくなったので少しばかりネットで検索してみたが、形状が打ち出の小槌に似ているからというほかはみつからなかった。出典元をしりたいものである。
話は変わるが先週坐禅会で(ぼくは坐禅会に通っているのである)住職さんがこんな話をしてくれた。なんでも新聞のコラムに載っていた話というから知っているひともあるかもしれないがこんな話だ。
お金というのは糞尿と一緒で自分で持っていると悪臭を放つ悪いものだが、糞尿を撒けば肥やしになるようにお金もみんなに分配すれば良いものになる、という話である。トルストイの言葉ということだ。
それで私の後ろには賽銭箱がございまして……なんて参加者を笑わすことを忘れないのはさすがであるが、それはともかくぼくもひとに分配できるほどにお金持ちになってみたいものだと思った。だって、分配を受けるものよりも分配するほうが数倍も気持ちがいいにきまっているじゃあないか。