金網のひとマスを使ったなかなかにクレバーな繭を発見した。
なんの繭だかわからない。多分蛾の仲間だろうかと思う。
蜘蛛の巣でこういうのは何度も見たことがあるが、繭は初めて見た。
まるで空中に浮いているようだ。
この繭の建設は苦労したに違いない。四方に糸を張って中央に最重量物を配置しても落ちない
だけの強度が必要だ。ある程度の糸が張れて安定するまで大変だっただろうとこの繭を眺めながら
そんなことを考えた。
GR3は接写も得意である。センサーがAPS-Cサイズあるからリコーお得意の1センチマクロまでは
いかないが6センチくらいまで寄れるのは大したものだ。きちんとピントがあえば解像感も
申し分ない。GR3はMFができないからAF頼みになるが快晴だから問題ない。
GRはコンバーター用のねじ切りを止めてフォーカスリングにして貰えばすごくいいのにと
いつも思っている。このコンパクトなボディにワイコンだのテレコンつけたらコンパクトさが台無し
だからこんなねじ切りいらないのにといつも思っている。
フェンスは風通しのよい場所に立っていて、寒風が行ったり来たりしている。しかし繭は相当
強固に固定されているようで、ほとんど揺れることなくまるでフェンスの一部になっていた。