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同じすぎる、そして白が白い。

親亀の上に子亀が乗って〜♪

まるで親子のようであるが、それぞれ別のメーカーの製品である。下はサウンドフォートという日本のメーカーが作る

デジタルアンプであり、上はStyleAudioという韓国のメーカーが作るUSBDACである。縁もゆかりもない2台であるが、

そのデザイン意匠はまったくと言っていいほど同じである。

 

この手のメーカーは大手オーディオメーカーと違ってデザイナーなんて雇ってないだろうし、価格だってずっと安いのだから

見てくれは二の次ということなのだろう。どちらが真似だからといってぼくは気にしませんよ。だって中身で勝負ですから。

 

枝葉末節重箱隅つつきをすれば、黒い前面パネルの質感はStyleAudioのほうが高級感がある。しかしボリュームノブは

Soundfortのほうがローレット加工がしてあって金属らしさが立っていて良い。一方StyleAudioは梨地というかマット加工により

プラスティッキーである。どちらもアルミ製である。四隅のビスを見せるか見せないかは好みが分かれるところだろうが、個人的には

見せないStyleAudioに軍配をあげたい。まあそんなことはどんぐりの背比べである。どちらもほとんど同じだ。

 

SoundfortのAS-100+というデジタルアンプは非常に効率がよいせいかほとんど熱を持たない。だからこうして上に安心して

乗せることができる。StyleAudioのCARAT-TOPAZ Signatureは結構発熱するDACである。長時間使っていると筐体がほかほかと

温かくなる。むろん触れないほど熱くなったりはしないが。

 

この写真は白が非常に白く作れたので満足である。撮影のスペックは、A7IV、Sigma 105mm Macro F8、ISO1600。

感度が高いのは手持ちで撮影したため。縮小した上に圧縮しているからよくわからないだろうがISO1600でもノイズを

ほとんど感じさせない優秀な画質である。24MPから33MPに画素数が増えたがノイズ感は変わらないどころか

むしろ良くなっているように感じる。IVが稼働してからすっかりIIIの出番はなくなったが、使えば使うほどIVは全方位で

IIIを凌駕している。バリアングル以外は。

 

いやほんとダメだよバリアングルは。これのどこがいいのかさっぱりわからない。昨日一日A7SIIIで動画の撮影を行って

きたけれど、未だに不便しか感じない。慣れてるからちゃんと撮れるけどね。こんなへんてこりんな仕組みが世間では

要求されるのだから変わっているのはぼくのほうなのかしら。