日々、考えごと · 1月 19日, 2022年
おにぎり山
キンリンと冷えた空気が近隣を支配する。 じっとしていると寒くてどうしようもないが、動いているとわりかし寒さが和らぐ。多分気温二度。 皿はキンキンに冷えていて、食べ物を乗せた瞬間から近々に冷たくなっていく。 東の方角から斜めに差し込んでいるのは朝日で、朝日と書くと朝日新聞と勝手に脳内変換されてしまうこの煩わしさ。...
日々、考えごと · 1月 18日, 2022年
太古の記憶
公園に大きな赤松が何本も立っている。木がたくさんあっていいなあと思っていたらこんな看板が立っていた。 ここはもともと雑木林だったそうである。そこには小さい草から大きい木までまんべんなく生えていて、多種多様な 生き物が住処にしていた。フクロウもいたと書いてある。ところが公園にしてから小さな草木が消えていって、地面が...
日々、考えごと · 1月 13日, 2022年
干し柿の愉悦
子どもの頃干し柿が食べられなかった。どうにも風味が苦手だった。 なんだお前食べないのか、なら貰っちゃうよ。 そういって嬉しそうに父親が頬張っていたのを思い出す。 柿は好きだった。今でも一番好きなフルーツはと聞かれれば柿と即答するほど柿が好きである。 ところが干すと食べられなかった。...
日々、考えごと · 1月 13日, 2022年
背景 is everything
真冬は午後になるとすでに夕日の趣きになる。 日の出が七時近くて日の入りが十七時前だから日中がやたら短く感じる。 だから空気が十分にあったまる間もなくてすぐに夜が来るから寒いわけだ。 息子と一緒にカマキリの卵を探しているとやたらに見つかるのがハラビロカマキリの...
日々、考えごと · 1月 12日, 2022年
その棘を大事にしたい
ぼくが枯れ枝などを集めて写真を撮っているのを知って、息子がお父さんにあげるといって一本の枝を持ってきた。 それは小さな赤い実のついた枝で、うっかり触ったらチクチクと小さな棘が手や指に刺さった。 こんなトゲトゲのものをお父さんが好きそうだからという理由でもって帰ってきてくれた息子の気持ちが嬉しかった。 キミの手は痛くなかったかい。...
日々、考えごと · 1月 11日, 2022年
ナイスポジション
金網のひとマスを使ったなかなかにクレバーな繭を発見した。 なんの繭だかわからない。多分蛾の仲間だろうかと思う。 蜘蛛の巣でこういうのは何度も見たことがあるが、繭は初めて見た。 まるで空中に浮いているようだ。 この繭の建設は苦労したに違いない。四方に糸を張って中央に最重量物を配置しても落ちない...
日々、考えごと · 1月 11日, 2022年
えだは
枝葉と書いてしようと読むかえだはと読むかでそのひとの真面目度がわかるような気がする。 枝葉末節などという言葉があるようにしようと読む方が真っ当というか当然かもしれない。 その当然の通りに特に意識もなくしようと読むひとはきっと真面目度が高いのだろうと根拠もなく そう思った。...
日々、考えごと · 1月 07日, 2022年
雪の翌日
雪は嫌いである。 正確に言うと雪の翌日が嫌いである。 薄く凍った路面はつるつるに滑るし、舎利舎利になった雪が泥や埃を巻き込んで 茶色くうす汚く路肩に積もっているのを見ると、昨日の沙羅沙羅の粉雪の無垢さは 一体どこへ行ったのだろうあれは幻だったのだろうと思う。 快晴の空から振り下ろす太陽の光が当たるところは瞬く間に乾燥するが、...
カメラ好きずき · 1月 07日, 2022年
PENTAX METER
父がこんなものがあったといって持ってきた。 PENTAX METERと書いてある。これは、カメラに露出計が内蔵されていない時代の外付け露出計である。 写真は露出とシャッタースピードと感度がバランスしないと撮れない。露出というのはどのくらい光を 一度に当てるかを決めるものである。露光とも言う。...
写真のこと · 1月 06日, 2022年
柔らかい光
太陽が厚い雲に遮られて、午後には雪になるかもしれないと天気予報が言っている。 しんしんと底冷えするのは気温が低いからだけではなくて、 日中の薄暗さもまた寒さに加担した。 冬の植物は長持ちする。 それは生を急いでいないからであり、眠っているからである。 表面を固く閉ざし、細胞壁を引き締めて水分の蒸発を最小限にしている。...

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