機材マニアックス · 8月 18日, 2021年
USB-DACのはなし CARAT-TOPAZ
セパレートDACというのはCDプレーヤー内蔵DACに飽き足りない一部の酔狂なオーディオマニアが使用する程度のものだった。音響メーカーもハイエンド製品にのみ、CDトランスポート(PC風に言えばCDドライブ)とDACを別々にした製品を売っていて、一台に合わせたものよりも遥かに高額のプライスタグがそれぞれにつけられていた。...
機材マニアックス · 8月 17日, 2021年
隔世の感
懐中電灯のはなしである。かつて小型の懐中電灯といったらマグライト一択であった。電球からLEDに変わり始めた頃でさえマグライト一択であった。単三電池二本で十分な明るさと点灯時間を確保して、だれがなんと言おうとマグライト一択であった。...
機材マニアックス · 8月 17日, 2021年
モニターヘッドフォン MACKIE MC-250
昔からヘッドフォンが好きじゃなくて、なぜかと言えば耳が痛くなるのと、耳への圧迫感が不快だからである。ウォークマンはその目新しさが手伝って高校生の頃よく使ったが、結局インナーイヤータイプでも不快であることには変わりなく、次第に使わなくなっていった。...
日々、考えごと · 8月 16日, 2021年
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の最終章がアマゾンプライムで公開されたので早速観た。オリジナルTVシリーズ最終話の完全なる焼き直しであり、なにひとつ目新しい展開もネタもなく、ここまで見どころのない映画も珍しい。無理矢理伏線を回収しようとしたあたり、これまた駄作道を極めた「スターウォーズ:エピソード9」を彷彿させるものがある。 これが興行収入100億円超えと聞いて、一番売れているビールが一番美味いビールではないという格言を思いだした。 前評判と「エヴァ」に対する期待を裏切られて大変がっかりしたので口直しに「すばらしき映画音楽たち」というドキュメンタリーを観たら、こちらはタイトルどおり素晴らしい映画だったので紹介したい。 ドキュメンタリーは映画音楽の歴史をタイムラインに置いて、著名な作曲家のインタビューでつないでいくスタイルだ。無声映画時代の音楽は劇場での生演奏であった。そのうちフィルムにサウンドトラックがつくようになると本格的な映画音楽の夜明けとなる。70年80年代のスターはぼくも大好きなジョン・ウィリアムズだ。スターウォーズはジョン・ウィリアムズの音楽なしには成立しないほど、彼の音楽は映画の血肉になっていた。のちの作曲家はほぼ全員がジョン・ウィリアムズの影響を受けているといって間違いないし、実際そう答えた作曲家も映像に登場する。 メジャー映画のサントラを任されるというのは大変な名誉だが、同時にプレッシャーとの戦いでもあった。期限のプレッシャー、監督やプロデューサーが満足するかどうかというプレッシャーが作曲家の肩に重くのしかかる。とくに予算の大きな映画は期限の超過を嫌うため(伸びた分追加費用が各方面で発生するため)制作期限に対する要求は大きい。作曲家たちは一様に恐怖を感じ、頭が真っ白になると告白する。 ドキュメンタリーをみていて、アメリカ人らしいと感じることがある。それは自分のインタビュー中に他人を褒めるということである。これが、日本人なら自分のインタビューは自分のことしか言わないひとが多いのではないだろうか。あるいは言ったとしても本人のことに絞って制作者がカットしてしまう。 ここで、制作者の立場として弁明しておきたい。ぼくが他人の話題をカットするのは (1) 本題と関係がない (2) 長い である。このドキュメンタリーを観ていてわかるのは、それほど無茶な編集をしていないということだ。つまり、みなさんお話が上手なのである。そのなかで、巧みにほかの作曲家の功績を称えているのはさすがであるし、普段からそういう態度で生活している証拠であると思う。自分の栄誉は他人のおかげというわけだ。 これは映画音楽をテーマにしたドキュメンタリーだが、ものづくりをしているひとなら皆頷けるような内容ばかりである。作品は自分の子どもである。自分の分身である。自分自身である。それが世間やクライアントがどう評価するか心底怯えている。酷評されるくらいならいっそのこと誰の目にも触れさせたくないとすら考える。しかしそうはいかない。ハラハラしながら、脂汗をかきながら、おずおずと差し出す。みんな同じである。受け入れられれば自信になる。その反対なら落ち込む。みんな同じである。 これは映画音楽を題材にしたクリエイターたちのドキュメンタリーである。必見。
写真のこと · 6月 21日, 2021年
虫撮り
子どもの頃から昆虫が大好きであるが、大人になってからは虫を捕るよりも撮るほうが好きになった。 少年だった頃はとにかく昆虫を捕獲して所有することに大変な満足感を覚えていたが、年齢を重ねるとともに そうした欲求は衰えていった。たぶんだんだん虫が可哀想と感じるようになってきたのだと思う。...
日々、考えごと · 6月 07日, 2021年
苦情の顛末
先日遺影用の撮影をした母親から烈火の苦情を頂戴した件をブログにした。 その後どうなったかというのが今回のお話です。 顧客のニーズに応えるべく修正をすることにしました。商用というと語弊がありますが、広告などBtoBであれば ありとあらゆるレタッチ(修正のこと)を施すのは常識です。ポスターなどでみる俳優やモデルの顔がつるつるなのは...
日々、考えごと · 6月 03日, 2021年
苦情
先日母に遺影用の写真を撮って欲しいと頼まれたので撮ってきた。 写真をプリントして送ったのが月曜日、今届いたという電話があったのが水曜日。まさに受け取った直後に電話してきたようだった。 「なんでこんなババアに撮るんだよ!」 電話の第一声がこれである。こんな苦情聞いたことがないというくらいのすごい苦情だ。...
機材マニアックス · 5月 06日, 2021年
Asahi Takumar 3.5/135
実家で発掘したレンズアサヒ光学のTakumar 135mm F3.5である。父親が老い先短しと断捨離を始めていてでてきたものだ。 本当はカメラ本体と50ミリのレンズもあったはずであるが欲しいという友人にあげてしまったという。実に惜しいことをした。このレンズもそのときに同時になくなっていてもおかしくなかったのであるが発見を免れたのである。...
機材マニアックス · 3月 16日, 2021年
ZEISS LOXIA 2/35 レビュー
フォクトレンダー NOKTON Classic 35mm F1.4を早々に手放したぼくはそのレンズと引き換えにLOXIA 2/35を手にしていた。まるで物々交換である。LOXIA 2/35は新品だとかなりいいお値段がするが、中古だとその半額くらいで手に入る。カメラ本体は新品でなければいやだが、レンズは程度がよければ中古でいいとぼくは考えている。...
機材マニアックス · 3月 03日, 2021年
ZEISS BATIS 2/40 CF レビュー
ツァイス Batis 2/40 CFのレビューです。 仕事の中で一番稼働率が高いレンズがこの40ミリになります。まさに万能レンズで、基本的に写真撮影はこの一本で済んでしまうことがほとんどです。結婚式も集合写真以外はこれ一本で対応できるほど適応範囲が広いです。...

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